実験室も教室も大賑わい!?

化学分析コースは久々に1年生と2年生が同時に実験を行い賑やかな実験室となりました。1年生は定性分析実験の第5,6族の予備、分離実験を行いました。これで第1族から第6族まで全ての金属イオンについて実験を行ったことになります。では今日で実験が終了かというと、この後に定性の実技テストが控えています。今日の実験でも各自実技テストを想定しながら実験を行っていたようで、出るはずの沈殿が生成しなかったときには、「どうしよう!」と非常にナイーブになっていました。M先生の適切なアドバイスで沈殿が生成したときには、飛び上がらんばかりに喜んでいましたし、アドバイスを受けたちょっとしたテクニックを確実に自分のものにしようよと反復練習していました。
 実験終了後も実技テストに備えて、操作のフローチャートの確認をお願いうに来たり、各属の確認操作で分からないところを質問に来たりとM先生も私トトロも質問対応に大わらわでした。


 さて、2年生は先週中間報告レポートの提出が終わりましたので、各グループとも最終ステップへの実験に取りかかっていました。ここからは時間との勝負にもなりますので、操作のスピードも以前より格段に上がっていました。しかしここで間違いをおこすと最終結果が出なかったり、想定外の結果になったりしますので、操作はメンバーと確認を取りながら真剣、確実に行っていました。卒業研究発表会は2月6日(土)なので、まだゆとりがあるように感じられますが、発表用の原稿や資料を作成したり、同時進行で卒業論文も作成して行かなくてはならないので、実際にはあと数回の実験回数を残すだけとなります。でも焦らず確実にデーターを収集していって下さいね。


 そんな実験賑やかな日なのですが、ビジネス能力検定試験が本校で実施されました。


学生に取得を奨励している資格の一つですが、今回も本校生以外にも多くの外部の方々が受験に来られました。総数で200名近く受験者がいましたので試験開始前と試験終了時には1階ロビーは多くの人でごった返していました。本校生も全員合格するといいですね。今日は本当に実験棟も講義棟の大賑わいの一日でした。

by トトロ