春休み登校中の学生の様子

卒業研究発表会も無事に終わり、学生たちは春休み中です。春休みに入ると、授業や実験はありませんので、校内は静か・・・と思いきや、実はそうではないのです。学校には毎日多くの学生、特に1年生が登校してきており、朝から夕方まで彼らと先生の声が響いています。では、学校で、彼らはいったい何をしているのかというと、就職活動のために、学校で情報を集めたり、担任の先生に自分の就職活動の状況を報告、またはアドバイスを受けに来ているのです。

例えば

1年生有機テクノロジー学科のY君は、企業に提出するエントリーシートの志望動機について、八兵衛先生から添削指導をしてもらっているところです。Y君に話を聞いてみると「どのように書けば、自分の仕事に対する気持ち、熱意が伝わり、また自分の魅力を伝えられるのかが難しいです。でも、たくさんの先生からアドバイスをもらって、すばらしい志望動機が書けるように頑張ります」と、苦労しているけど、何とかこの壁を乗り越えていくという決意を持っていました。

さて、続いて、資料室を覗いてみると

生命バイオ分析学科の学生たちが、就職活動で必要となる「自己アピール」をまとめていました。就職活動では、自分の仕事に対する熱意、気持ち、自分の自覚している長所や短所、そして、自分には何をすることができるのか、自分がやりたいことは何であるか、などといことについてアピールし、自分の魅力を企業の方に伝える必要があります。しかし、いきなりの試験で「はい、じゃぁ、あなたの長所を教えてください」と聞かれても、すぐに答えるのは、ちょっと難しいです。そこで、自分で自分のことを振り返って、自分の長所や短所について分析し、仕事に対しての熱意、やる気をまとめておき、これからの就職活動に備えているのです。

今までは自分のことを振り返る機会が少なく、特に自分の長所や短所についてまとめることにちょっと苦戦しているようですが、振り返ることで、今まで知らなかった自分の良さを知ることができた学生もいます。それらを含めて、就職活動では「自己アピール」をしていくのです。


春休み中でも本校の学生は毎日頑張っています。今後の就職活動の様子も、また後日のブログで紹介したいと思います。


by ボヤッキー