分析の成長を見た!!!

本日1年生は、定性分析実験という実験をしており、コバルト、マンガン、ニッケル、亜鉛が混ざった溶液から1つ1つを分離する実験を、今日はしていました。分ける作業が終われば、試薬を入れて分離が成功しているかどうかを確認します。


実験は、成功するかどうか不安なものですが、学生達の中には、「色が出た!!」とはしゃいでいる者もおり、とてもうれしそうでした。そのため、みんなカメラを向けると試験管を持って「先生、どや!」というような顔をします。



この成功が今後の実験に対する自信になってくるのだと思います。次の実験も成功して、自慢している学生の顔を見たいですね。
しかし、はしゃぎすぎて怪我などないように!!!


一方で、2年生の生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科は、食品分析化学実験が実施されており、今日はCOD分析を行っていました。CODとは、化学的酸素要求量とも言い、これを調べることできれいな水かどうかを判断できます。試料としては、本校の隣を流れている大川の水を利用していました。このとき行う滴定操作は、学生がこれまでの実験で何度か行ったことがあるため、先生に詳しい方法を聞かなくても、難なくこなしていました。2年生も、1年生のときの技術がしっかりと身についていることを実感できたようです。


このように学生は、社会に貢献できる分析化学者に向けて一歩一歩進んでいます。これからの活躍に期待しています。

by クロス