社会に必要とされる分析化学者へ近づきつつある学生たち!!!

本校がある大阪の天満橋周辺は、今日はあいにくの雨です。土曜日ということで、本校も平日のコースはお休みなのですが、今日も多くの学生が元気に登校していました。そんな彼らの様子をお届けします。

意欲ある学生のための特別講座「基礎化学講座」開講!


今日から土曜日を利用して「基礎化学講座」が始まりました。1年生は本校に入学して3カ月弱ですが、「もう少し化学の勉強を余裕を持って理解したい」「もう一度化学の復習をしたい」という学生のために開講している講座です。今日も他の学生に追いつけ!追い越せ!な意欲満々な学生たちが参加しました。


写真はアビー先生が授業を行っているところです。皆真剣に黒板を見詰めていますね。普段より少人数で行っているので、アビー先生からも皆に質問を投げかけて理解しているかの確認ができ、いつもの授業よりもじっくり時間をかけてみんなに説明することができました。この講座は9月の初めごろまで続きますが、毎年この講座の受講生はしっかりと基礎固めをし、自信を持って授業や実験に臨めるようになります。今年の受講生も、この講座が終わるころには、他の学生の一歩前を、自信を持って歩けるようになっていることでしょうね。

化学のスペシャリストへの挑戦―化学実験技能検定


今日は本校で、特定非営利活動法人 全国環境専門家登録機構が主催する「化学実験技能検定」という資格の実技試験(準2級、3級、準3級)が行われました。

その受験者の8割が1年生で、今回初めて試験を受ける人がほとんどですから試験前は、いつも明るい学生でも緊張した面持ちでした。しかし、2年生の受験者は、これまでに何度か試験を受けたことがあるのか緊張している様子もなく、「さあ来い!」といった様子で試験を待っているように感じました。経験者は、何事にも余裕がありますね。

試験終了後、受験者は試験の出来を気にしつつも、終わった安堵感に自然と笑顔をこぼしていました。試験の感想を聞いてみると、「化学実験技能検定のテキストを勉強していたのでバッチリです」とか「テキストに無い問題が数問あった時はビックリしました。でも、日ごろの授業を受けていれば、なんとか対応できる問題でしたよ」との事でした。本校での普段の授業が資格取得対策になっていることを、学生は実感していたようです。彼らの充実感は、下の笑顔を見てもお分かりいただけるのではないでしょうか。


今回、1年生は緊張で疲れたかもしれませんが、どの試験においても、必ず緊張があります。それは、就職活動の試験や面接においても同じことです。今回のような試験を乗り越える力は、今後の就職活動に活きてくると思います。何度もチャレンジし能力を身に付け、就職活動をより有利にできるようにしましょうね。

今後、彼らの将来に期待します。

by クロス