実験ガイダンスの大切さ

本校では月曜日から金曜日の5日間にわたって授業や実験が行われています。授業では分析化学者になるために必要な知識を吸収し、その知識を実際に使うことができるようになるために実験を通して実力を付けていきます。

実験は5日間のうち2日間行われますが、ただ実験のみをいきなり行うわけではありません。実験を行う前にはその実験の「ガイダンス」が行われます。

写真は、あおひげ先生が2年生の有機テクノロジー学科の実験ガイダンスを行われている様子です。実験ガイダンスでは、実験の目的、使用試薬、実験方法、実験での注意点などを細かく説明します。そして、そのガイダンスを基にして学生は実験のための予習を行います。

なお、予習を行うにあたっては、事前に実験を行うメンバーを予め溶液の濃度の計算や実験操作の打ち合わせを行う必要があります。従って、実験のガイダンスが終わってからメンバーで集まって色々と話をするのです。

このような形で準備を整えて、いざ実験を迎えるわけです。慣れた手つきで実験操作を行っていましたが、それはガイダンスを受けて準備をきちんと整えているからこそなのです。


by ボヤッキー