質問しやすい環境と受験しやすい環境

今日の化学分析コースは1年生、2年生共に実験日です。皆活き活きとしていました。しかし実験を進めていくうちに当然疑問や質問が出てきますが、ご覧の1年生の実験写真のように実験中であっても気軽にグループであるいは個人でどんどん質問に来ていました。化学分析コースは少数精鋭のコースですので、質問しやすい雰囲気で実験ができます。ですから理解がはやく実験の技術もめきめきと向上していっています。下の写真はN君、H君、Y君が重量分析における精度の点について質問しているところですが、M木先生の回答で理解が十分出来たようで、その後の実験をスムーズに行っていました。



 自分たちのペースで質問できることを喜んでいました。当然2年生の卒業研究に於いても同じように各グループともその都度質問をし、研究を進めていました。卒業研究も中盤にさしかかっていますので、質問内容も専門性の高い内容になっていました。それだけ高いレベルに達していることが伺えました。



 さて、そんな実験日でしたが、今日は中級バイオ技術認定試験の申込を開始しました。1年生2年生から数名受験希望者が出ていました。その中に、来月中旬に臭気判定士の試験があり、現在猛勉強中のSさんがいました。最初中級バイオ技術認定試験の受験を迷っていました。というのも臭気判定士の試験との間に1ヶ月程度の余裕しかないからです。しかしSさんは中級バイオ技術認定を受けずにいるよりは、自分が勉強した結果やレベルを知っておきたいと思い、受験することにしたとのことです。勿論学校のバックアップも大きな励みになっていました。(下の写真の右が実験中のSさん)



 そして、Sさんばかりでなく、他にも同じような気持ちで両試験を受験する学生もいました。互いに切磋琢磨して良い影響をもたらしながら試験に挑んでいく姿勢は他の学生にも少なからず、はげみややる気を与えているようでした。この様な雰囲気も化学分析コースの特徴と言えます。更に皆の励みになるよう、良い結果が出ることを祈っていますよ。

by トトロ