次の次の春に向けて:就職活動をばっちりサポート

明日から十二月ですね。正面玄関の階段を昇るマフラー姿の学生たちを見ると、冬の到来を感じずにはいられません。

さて、本日は一年生対象の「企業訪問実習」が開催される日です。そのため、学生の半数がスーツ姿で登校してきました。事前に、就職活動に相応しい身なりで学校に来るように申し伝えてあったためです。

昨今、学生の就職状況が冷え込んでいると盛んに報道されています。確かに向かい風ではありますが、本校では、一年生が本格的に「就職活動のアクセル」を踏めるよう、教職員が継続的に後押しをしています。その一環として、就職活動の様々な場面をあらかじめ学生が体験できるように、今回の実習を実施することになりました。

バッテン先生から今回の狙いについて説明があった後、実習が始まりました。私しめじは、服装や持参物について、個別にアドバイスをしました。企業の担当者によりよい印象を持ってもらうためにはどうすればいいか、学生一人一人としっかりと話ができたように思います。学生が疑問をぶつける姿を見ると、真剣に取り組んでいる様子がひしひしと伝わってきます。

他にもいくつかのプログラムがありましたが、ここで学んだことを元に、それぞれの学生は実際に企業にアプローチすることになります。もちろん、教職員がそのプロセスをしっかりサポートします。

実習終了後、何人かの一年生と話をしましたが、誰もが就職活動に対して、より前向きな顔つきをしているのが印象的でした。生命バイオ分析学科のある学生は、自分の能力を高めながら就職活動を頑張りたい明るく語ってくれました。彼らが本校で身に付けた技術を携えて社会で活躍するのは、学生、教員、そして企業にとっても「喜び」以外の何ものでもありません。私たち教員も、内定を勝ち取るために、彼らにとことん寄り添っていく決意を改めて感じた一日でした。


by しめじ