今年最後の実験・ちょっと名残惜しい…

エバポレーター

・成長の跡が随所に!
 今日の大阪は雨模様、折角の皆既月食も見れそうにありませんね。しかし、そんな事とは関係なく、今日も学生たちは授業・実験に勤しんでいました。
 今日は今年最後の実験日、2年生は資源分析化学科と有機テクノロジー学科の卒業研究、そして1年生は生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の機器分析化学実験でした。

 上の写真は2年生の卒業研究の一幕。OさんとF君が「エバポレーター」という装置を扱っていました。エバポレーターは試料を濃縮する装置で、有機テクノロジー学科では良く扱うものです。しかし今年の5・6月頃には、初めて見るこの装置を彼らも恐る恐る触っていたのですが、今ではもうこの通り。装置を手足のように扱っていますし、写真のように笑顔も見られました。こういうシーンを見ると、学生たちの成長を実感しますね。

 1年生の機器分析実験の風景も覗いてみました。

 吸光光度計という液体試料の「色」や「透明度」を分析する装置で実験している班のようです。機器やカラフルな液体試料を取り囲んでのいつもの風景ですが、そこにもやはり成長の跡が…。


 試料を入れるガラスセル、ピペット、シリンジ、そして装置の扱いと、どのシーンも機器分析化学実験が始まった9月とは別人のような手さばきです。様々な機器を、実際に触って、そして勉強していくことで、頭に、そして体に操作方法がしみこんでいくんです。もう彼らも一人前の化学者、という雰囲気です。


 実験の合間にも楽しく談笑するシーンも。しばらくの休みとはいえ、やっぱり名残惜しいです。また年明けに、この笑顔達に会いたいですね。

byあおひげ



今日は見れなかった皆既月食。本校校長のかりめろ先生はその時間、飛行機で出張中のようです。雲の上からならばっちり見える?それとも…。詳しくは本校のツィッターでご確認を。