はじめての食品分析に興味津々/お久しぶりです!

 今日はこの冬一番の冷え込みで、氷がはっているばかりか、本校屋外の水道の蛇口が凍り付いて動かないほどでした。学生達も身をすくめながら登校してきました。
 今日化学分析コース1年生は応用分析化学実験を行いました。今日の内容は食品中の添加物を定量する実験でした。1年生にとって初めての食品分析の実験でした。
 事前に食品サンプルを持って来るように指導していましたが、スナック菓子や果汁飲料、ドライフルーツなど色々な食品を準備してきて、皆どんな値が出るのか興味津々でした。食品サンプルですからいきなり分析できません。前処理をする必要がありますが、これも初めての操作でしたので装置の組立から行い、各種の試薬で処理するプロセスが新鮮であったようです。
 食品分析に興味があり、卒業後はその方面に就職したいと希望しているSさんなどは特に前処理操作に感心があったようで、試薬を添加する理由やその時の反応についてドラ一郎先生に熱心に質問していました。また調整した食品サンプルを蒸留する操作では、その様子を食い入るように観察していました。2年生になって卒業研究でも食品をテーマとした研究に取り組むのでしょうか?「今日の実験は本当に興味ある実験で楽しかったです」とのこと。2年生になればもっと楽しいことが待っていますよ。



 さて、非常に寒い中にも関わらず、OBのNさんが遊びに来てくれました。Nさんは25期の生命バイオ分析学科の卒業生で、現在、漢方薬の会社で品質管理の業務を行っています。



 来校するなり、Nさんの事を良く知るドラ一郎先生を見つけて、「いてはった!いてはった!」と大はしゃぎでした。近況報告を楽しそうに話していて、元気で頑張っている様子が手に取るように分かりました。いつものことですが、OBの方が来校して楽しそうに先生と話をしている光景を見ると、見ている私達も元気になります。OBの皆さん、近くに来られたときは是非来校してくださいね。楽しみにしています。

by トトロ