今、一年間の恩返しを

本校は現在、春休み中ですが、今日も多くの一年生が登校し、先生に質問をしたり、勉強に取り組んだりしています。
そのうちの一人、1年生のT君を直撃してみると・・・

なにやらすくろーす先生と打ち合わせ中。聞くと、卒業式の後に開催される「卒業記念パーティー」の司会をする予定だそうで、その打ち合わせをしていたようです。
T君は、昨年度の司会読み上げ簿をもとに、より自分らしい内容になるように改訂中だそうです。彼は、「入学後の一年間、僕は自治会の活動に参加する中で、先輩達にたくさんのことを教えてもらいました。就職活動のことや学校のこと、それがとてもありがたかったので、その感謝の気持ちを込めて、卒業記念パーティーを成功させたいと思っています。」と話してくれました。

思い返せば約一年前、彼らが初めて本校学生として校舎に足を踏み入れたときから、先輩たちは後輩を見守り、支え、指導し、ここまで一緒に歩いてきました。入学したてのときに、まず校舎の使い方を教えてくれたり、白衣の採寸を手伝ってくれたのも、写真のように白衣を着た先輩達でした。
(その初日の様子はぜひこちらをご覧ください!「学ぶ楽しさを先輩から後輩へ!」→http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20100409

先日の道頓堀川水質調査でも、一年生たちは、もはや「教えられるだけの立場」ではなく、「近い将来後輩に指導しないと!」という先輩としての顔をしていたことをご報告しましたが、そのように学生たちの世代交代も確実に目の前です。
学生たちを送り出すのは先生にとってはとてもさみしいことなのですが、その分、残された後輩たちの成長を実感することもできた、そんな温かな気持ちと頼もしさを感じた、そんな一日でした。

byアビー