「入学式」夢に向かって…その第一歩

 本日は日本分析化学専門学校と姉妹校である環境学園専門学校の合同入学式が兵庫県尼崎市にあるリサーチインキュベーションセンター(エーリック)で行われました。あいにくの小雨模様でしたが、見事に咲き誇った桜の花が新入生たちを出迎えてくれました。


開式に向けて、宣誓文、歓迎の言葉を読み上げる学生たちの練習風景。笑顔が絶えず、楽しそうに練習する彼らをみていると、今日の入学式は必ず成功する、そう感じさせてくれます。

まず、開式の前に、東北地方で起こった大震災の被災者に向けて、黙祷がささげられました。



厳粛な雰囲気の中で開式されましたが、新入生たち、そしてその新入生たちを迎え入れる在校生たちは元気いっぱいでした。


元気な声で宣誓文を読み上げてくれた新入生代表の医療からだ高度分析学科のM君、「大震災に対し、今の私たちにできることは、本校で化学の技術、知識を磨き、そして社会で貢献する事」だと言っていました。「化学・バイオが好き」で集ったこの新入生160名は、それぞれの将来の夢、思いに向かって今日から2年間、4年間、元気いっぱいがんばっていきます。そして、在校生、教員たちも一緒にその目標を達成するために突っ走っていきます。

本日は、元外務大臣中山太郎氏から貴重な祝辞を頂きました。中山先生は元々お医者さんですが、「より多くの人を救えるような仕事がしたい」ということで政治家になること決断されたそうです。その経験談や、震災に向けた思いなど、本当に貴重なお話しをして頂きました。

震災に見舞われた今だからこそ、「化学・バイオ・環境」の人材が必要であり、産業界から非常に期待されていることが、来賓の方々からの祝辞から感じることができ、新入生たちも、今まで抱いていた思いを一層強く持つことができたのではないでしょうか。まさに、本校校長のかりめろ先生の式辞にもあった、「1億2千万人分の160名」であるこの新入生たちの「奇跡の出会い」の門出にふさわしい1日となりました。


そして、ちょうど1年前に、同じ思いを抱いて本校に入学した在校生たちとの対面式。「宜しくお願いします!」「一緒に頑張りましょう!」新入生と在校生が一同に向きあい、そして声を掛け合いました。その息がぴったりで、両学年の間にも深い絆が生まれそうな、そんな予感のする式でもありました。


このブログを書く、わたくしあおひげも1年生資源分析化学科・有機テクノロジー学科の担任としての出発の1日でもあります。みんな、一緒に頑張って、共に目一杯、成長していきましょう!


・おまけ…
入学式を終えて、我々教職員一同で二次会にいきました。これからまた1年間突っ走るための英気を養うためです。

校長のかりめろ先生もいます。かりめろ先生やすくろーす先生の美声も聞けました。他の教職員たちも学生に負けないぐらい力いっぱい美声自慢をしていました。中にはかりめろ先生と「ガラスの少年」をデュエットする一幕も…。今日は入学式で新入生と在校生が一致団結を誓いましたが、ここではみんなで美声を出し合うことで、教職員一同が一致団結していくことを誓えたのではないでしょうか。我々教職員も、これからも、一丸となって学生たちの夢、思いをかなえるために、一生懸命がんばっていきます!
(この時のみんなの思い、つぶやきなどが、ツィッターで覗けるかも…。いちど本校のツィッターにもお立ち寄りください)


byあおひげ