終わった!そして、早くも再開!

今日は、「終わったー!」という声が、あちらこちらで聞こえてきました。4日間続いた試験期間も今日で最終日ということで、1年生は2科目、2年生と3年生は1科目の試験を実施し、11時30分に全ての試験を終えました。

 その後の教室では、試験が終わったという解放感のためでしょうか、学生達の賑やかな声が響いていました。

 1年生の教室では、お菓子を頬張りながら、数人の学生がいつも以上のテンションの高さで集まっていました。何を話すでもなく、楽しそうにしています。その光景を見ていると、入学してきた当初の、まだ互いに距離を取っていた1カ月前が嘘のようです。

 では、せっかくなので、学生を紹介しましょう。上の写真で、右手前に写っている生命バイオ分析学科のNくんは、福井県出身で、今は学校の近くで一人暮らしをしながら通っています。化学は、決して得意というわけではないですが、先生のところへ度々質問に行ったり、特別基礎質問講座という時間を利用して、今日までの試験に臨んでいました。今回の中間試験の手応えを聞くと、「科目によって差はあるかもしれないけれど、まあまあできたと思います。」と、少し遠慮しながら答えてくれました。さあ、結果はどうなのでしょう。明日からが楽しみですね。


 また、1年生の教室の前では、何やら人だかりができていました。その理由は、クラスの中で席替えをし、新しい座席表が掲示されたからです。私も席替えと聞くと、小学生のときから何かしらドキドキしていたように思います。学生達はテストも終了し、明日からの授業で座る新しい座席表を見ては、少し雰囲気も変わるであろう教室の様子を、早くも皆で想像していました。
 上の写真でこちらに嬉しそうな目線をくれている有機テクノロジー学科のYくんは、席替えによりどこの席に変わったのでしょうか。ほんと嬉しそうです。

 と賑やかな中、しばらくすると先程のNくんやYくんをはじめ、新たに学生が集まってきました。

 それは、分化祭実行委員会と自治会の人達です。7月9日(土)に本校の学園祭である、分化祭(分析化学のお祭)が行われますが、その準備のための打ち合わせが行われていました。

 今年は、大きな震災が起きました。その中で行う分化祭をどのようにしようか、自分達からできることは何なのかと、分化祭実行委員会や自治会の学生がいろいろと検討しています。この進捗については、また少しずつこの日記の中でも紹介されていくことと思います。

 今日は、試験が終わり、ほっと一息入れながらも、次に切り替えて行く学生の姿にちょっと頼もしさも感じた、ぽてとでした。

By ぽてと