笑顔で集まる学生たち

昨日までの中間試験も終わり、今日から通常授業が再開されました。どこか疲れているような学生たちもいましたが、あちらこちらで友達同士賑やかに過ごし、笑顔であふれていました。

実験からスタート!!

資源分析化学科と有機テクノロジー学科の2年生は、試験明け最初の授業は実験でした。実験の中には危険な薬品を扱うものもあるため、緊張感は常にありますが、試験時とは違い、どこかリラックスしていました。

     

ふと周囲を見渡すと試薬の入っていた箱を前にして何かしている学生を発見!!
     

何をしているのか聞いてみると、「分化祭(分析化学のお祭り)で使えるのではないかと思い、持って帰ります。」と答えてくれたのは、今年度の分化祭実行委員長のO君です。また彼は土日を利用し献血などボランティア活動に積極的に参加している、とても活発な学生です。彼を中心に実行委員会は今年何をするか話し合いを進めています。

同じ実験だけど…?

さて、生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の1年生も今日から実験再開ですが、こちらはちょっと様子が違います。というのも、今日はレポート日です。毎回の実験終了後に作成し提出したレポートは、先生が書き方や考察内容などを添削し、このレポート日に返却します。
1年生にとって初めてのレポート日。これまで提出していた3つのレポートが返され、それぞれ先生からのチェックが入っていましたが、頑張って修正していました。勿論分からないこともありますが、その時には先生にどんどん質問していました。
     

本校では多くの実験を行います。その分、レポートもたくさん書きます。ですが、いくら良い実験をしても、上手くまとめて報告出来なければなりません。そのためには、「しっかりレポートが書ける」ということがとても重要になります。
     

また、レポート提出が終わって集まっている学生たちに今日の感想を聞いてみると、生命バイオ分析学科のN君は「いつもの授業や実験と違って、分からないところは友達や先生にすぐ質問でき、かと言って友達と騒ぐわけでもなく、とても有意義な時間でした。」と、とても充実した表情でした。

資料室で打ち合わせ

本校には特別基礎質問講座があります。ここでは授業では分からなかったこと、実験の予習でわからないことなどを先生に質問できます。また、この時に2年生は卒業研究について打ち合わせを行ったりします。
今日は「大阪のにおい」をテーマに卒業研究を行う予定のチームが集まっていした。様子を見ると机の上に何やら封筒を発見!!何の封筒なのか聞いてみると、卒業研究で先生から貸してもらう本の管理をするための貸出票でした。         
誰かに言われたわけでもなく、自分たちで用意したようです。まだ実際には卒業研究は始まっていませんが、彼らの意気込みが感じられました。


by チャッピー