時を越えても繋がっている

さてさて、今日は大変嬉しい来客がありました。来られたのは本校の第8期卒業生、つまり21年前に卒業された卒業生で、湯浅醤油有限会社の代表取締役であられます、新古敏朗さん。湯浅醤油は、和歌山県有田郡湯浅町にある企業で、その看板商品『湯浅醤油 生一本黒豆』がなんとモンドセレクションで2006年から今年まで6年連続最高金賞を受賞、ミシュランシェフも認めた最高の醤油ということで有名です。
http://www.yuasasyouyu.co.jp/michelin/

お名刺も大変ユニークで、醤油や味噌という日本の伝統的な発酵食品の素晴らしさを小さい子供たちに伝えたいという思いがビシビシ伝わってくる、大変ぬくもりのあるものでした。

また、下の写真は本校の重里校長とのツーショット。なんと、この新古さんが着ておられるTシャツは、通常の企業で言うところの社章のようなもので、ご自身の会社のブランドを誇りに、どこへ行かれるのにもこのTシャツをお召になられるそうです。素晴らしい!私たちも何処へ行くのにも白衣で行こうかしら。。。w

最後に、巣立った学び舎を見学ということで、私たちが実験をしている実験室にお見えになりました。昔の実験室とはいろいろ異なっているようで、器具や廃液入れまで見学されていました。その背中には、やっぱり醸造会社の象徴であります『醸』の一文字が。バイオテクノロジーが専門の私にとっては、喉から手が出るほど欲しいTシャツでしたw しかし、こうして随分前の卒業生がフラっと立ち寄っていただけるのは、学校が高校の先生方や企業の方々に応援していただきながら30年続いているからということになると思います。続けることは繋がること。あのTシャツが湯浅醤油さんで販売してないのだろうか。。。と真剣に考えながら、その時を越えた繋がりに感動した一日でした。

byすくろーす