授業と実験のコラボレーション!

土曜日・日曜日のみ通学して化学分析の知識・技術が修得でき、また平日の学科・コースと同様に卒業も可能な化学分析コースの授業も今日で25日目!

このコースは、定員20名の少人数制で、キャリアアップやスキルアップ、国家資格の取得、転職などを目的とした社会人や大学生が今日も全国各地から通学しています。

授業でのイメージを目で見てナットク!

化学分析コースでは中間試験が終了し、平常の授業・実験が行われています。私あずみは1年生の実験を担当。今日の実験では、溶液中の金属イオン濃度を原子吸光光度計で測定しました。入学して3ヶ月ですが、機器分析法(授業)でも並行して分析機器の原理等を学んでいるため、分析機器の取り扱いについても無理なく理解できているようです。

金属原子が光エネルギーを吸収することを利用した原子吸光光度計ですが、吸収した光のエネルギーは発光という形で外に放出されます・・・。耳で聞くだけでは分かりにくいので、実際に見てもらいました。

学生たちは、「綺麗!」「すごーい!」等とそれぞれに声をあげていましたが、K君からは次の感想を聞くことができました。
『金属原子の吸光・発光は目で見ることができ、印象的に残りました。講義だけでは理解しにくい理論や、機器の構造、細かい部分も授業と実験内容がリンクしているので理解しやすくて良い感じです。』

K君は、水質汚濁や大気汚染等の環境問題に携わり、それを解決するために不可欠な環境分析の仕事に転職することを目標として、化学分析コースで学んでいます。今日使用した原子吸光光度計環境分析でもよく使用される分析機器。
使えるだけではなく、“考えて応用できる”技術者へと成長できるようにサポートしていきたいと感じた一日でした!

By あずみ