花火の夜から一夜明けて 新たに踏み出す第一歩

毎年のイベントが終わって、次は待ちに待った夏休み!

昨日のブログにもあるように、本校のある大阪天満橋では、昨日まで天神祭が開催されており、昨日は本宮。天満橋には大変多くの観光客が押し寄せ、お祭りムードに盛り上がりました。



(花火の写真のみ毎日新聞より転載)


昨日は授業終了後、お祭りに繰り出した学生が多かったようで、今朝登校した学生たちは、教室でも昨日のお祭りのことで盛り上がっていました。
2年生生命バイオ分析学科のTさんは、「毎年友達と花火を見に行くんです。今年もこの季節が来たか、と時間が経つのが早いと実感するとともに去年のことを思い出して懐かしいです。」と1年生の頃を回想したり、また別の学生は「夜空の花火に夏本番を実感しました。夏休みももうすぐだし、この夏はあれしよう、これしようって思いがどんどん膨らみました。」と早くも来週からの夏休みが待ち遠しい様子。今から夏休み気分で大丈夫かな?とやや不安に感じてしまった私ですが、全くの杞憂だったとすぐに気づかされました。というのも、生命バイオ分析学科のMさんを始め、今日数名の学生から「先生、夏休みに卒業研究について打ち合わせをしたいので、時間を取ってもらえませんか」と声掛けがあったからです。学生たちは、遊び以外の「夏休みだから、じっくりしたいことを、そしてじっくりすべきこと」を自分自身でしっかりと見つけ、充実した休みにすべく現在しっかり準備中のようです。

学生の姿が人の気持ちを動かした!

昨日の日記で、有志の学生たちがお祭り翌日の早朝に、校舎周辺の清掃活動をしてくれたという話をしました。昨日の本宮を終えた今朝、また有志の学生たちが集まってくれたのですが・・・その人数、なんと昨日の2倍!「誰かがやってくれる」ではなく、「誰かがやらないといけない、だから自分たちがやろう」そう思い、集える学生たちの姿は、日々周りの人にいい影響を与え、その思いは広がっていくのだと実感することができた一幕でした。昨日に引き続き清掃に参加したKくんは、「こういう風にみんなで一つのことをするのはやりがいがありますよね」とのこと。ものごとに楽しさを見出せるのはとてもいいことですね。
(写真は朝から気合の入った校長です。)

ここにも思いを伝えようとする学生「経験を後輩に伝えて、後輩の役に立ちたい」

さて、私アビーが担任をする3年医療からだ高度分析学科の学生たちは、後輩たちのために、あるプレゼンの実施を企画中です。その中身とは、2年生が今まさに始動しはじめた卒業研究を行うに当たってのアドバイスを伝える者です。3年生は、2年次には2年制学科の学生のように卒業研究は行わず、「課題研究」という形で複数の研究班に加わり、様々な研究に参加してきました。その中で彼が得たものは、幅広い技術や知識だけではなく、研究班ごとの「研究の進め方」や「班員の取り組む姿勢」、「チームとしてのまとまり」等に大きな差があることに気付く事が出来ました。その差が卒業研究の結果・達成感を大きく左右していることにも気付いたことから、今年の2年生には少しでも効率よく卒業研究を行い、より良い結果・達成感を得てもらうために、昨年度の例を用いて、学生目線から卒業研究が上手に出来なかった原因を知らせ、アドバイスを行いたいと思い立ったのです。
プレゼン実施予定は、実は明後日!準備期間はもうほんのわずかであり、彼らは大変忙しい状態が続いていますが、後輩のため!と毎日100パーセントの思いと力をかけて頑張っています。その思い、ちゃんと伝えられるように、あと少し頑張りましょうね。

byアビー