全国高等学校農場協会近東支部 農業実験実習講習会 2日目

立秋を迎え、暦のうえでは「秋」ですが、まだまだ暑い日が続きますね。体調には気を付けてお過ごしください。

さて、昨日に引き続き、本日も本校では全国高等学校農場協会近東支部主催の「平成23年度全国高等学校農場協会近東支部 農業実験実習講習会」が行われました。

2日目の今日は、本校の講義棟に集まった後、実験棟に移動し、早速実験が始まりました。
実験は「食酢中の有機酸の定量」と「ジュース中の還元糖の定量」の2つで、昨日と今日とで1つずつ行います。参加されている先生方は2日目ということもあり、終始リラックスした様子で実験をされているようでした。

私は、すくろーす先生ともにジュース中の還元糖の定量を担当しました。
この実験内容は、私が前期の授業実験の中で実際に、本校の生命バイオ分析学科および医療からだ高度分析学科の2年生の「食品分析化学実験」の中で学生に対して指導しているものでした。普段学生に対して指導していた内容を高等学校の先生方に対して行うというのは、どこか不思議な感覚ではありましたが、実験をされている先生方は、皆さん手順等話し合いながら進められていました。

実験を進めていく中で、先生同士で「普段の授業ではどのように指導しているか」や「器具の扱い方」など、それぞれ意見交換をされ、実験以外の交流も実験中にできたようで、非常に有意義な時間を過ごされたようでした。私も先生方と少し話をさせていただきました。その中で、現在当たり前のように使用している実験器具でも以前は違う形であったという話は、大変興味深く聞かせていただきました。

実験終了後は本校の校舎見学を行いました。
まずは実験棟、その後講義棟の見学となりました。

参加された先生方は今回の実験を通して
・久しぶりに「考える」ことの大切さを感じることができた。
・今回の実験内容を授業に取り入れたいと思った。
・機器分析と手分析を比較でき、技術の重要性を確認できた。
など感想をいただきました。

昨日・今日と2日間、参加された先生方、お疲れ様でした。

嬉しい報告が続々と

さて、本校では今日も嬉しい報告が飛び込んできました。
生命バイオ分析学科の2年Kさんが内定し、その報告に来ました。

アビー先生と担任のバッテン先生にはさまれて少し照れた様子ですが、とても嬉しそうなのが分かります。

彼女が内定をいただいた企業はこれまでも本校の卒業生が何人も内定をいただいている企業です。このことは企業から本校の学生が信頼さているからだと思います。
こうした信頼に答えるべく、今後ともしっかりと学生指導に当たりたいと思います。


By チャッピー