後期の準備は着々と!!

卒業研究に向け、準備は着々と

2年生の後期から本格的に卒業研究が始まりますが、それに向け、先輩たちが研究してきた内容の確認やそこからどのように発展した研究をしていくのかを考える必要があります。そこで、学生たちは学校の資料室に来て、過去の先輩の論文を見ながら計画を立てていました。


下の写真の有機テクノロジー学科のFくんは、卒業研究でDDSについて研究します。DDSとはドラッグデリバリーシステムの略で、彼の班は、体内で薬物が温度や光などによって放出される量がどのように変化するのかを調べる研究を行う予定です。これまでの研究で温度や光の影響のみで薬物の変化を見てきましたが、今回は温度・光・pH(酸性かアルカリ性かを示す指標)の影響を一度に確認する方法を考案しようとしていました。

また下の写真の生命バイオ分析学科の学生たちは、大阪の特徴的なにおいの研究をしています。
本日は、後期の卒業研究から始まる官能試験の基準作りのために、卒業研究の班内で話し合いを行っていました。この卒業研究班の生命バイオ分析学科のKさんは「卒業研究をやることの楽しみが分かってきた。みんなと研究するのは楽しい」と語っていました。彼女たちは卒業研究で多くの人と関わって作業することが楽しいようでした。

さらに下の写真の資源分析化学科のNくんは、竹を有効活用するための研究をしようとしています。Nくんは、「竹は古くからいろいろなところで活用されてきたけれども、これまでにない別の使い方がないのかを見つけたい」と語っていました。


本校では、いろいろなテーマの卒業研究があります。これから、どのような結果が出るのか楽しみですね。

うれしい結果が届きました

昨日、工業英検の結果が本校に到着しました。受検した学生へその結果をすぐに渡すことができればいいのですが、学生は現在夏休みのため、渡すことが出来ていません。そこで、担任を通じて学生に結果が到着していることを連絡しました。
早速、合格通知を取りに来たのが生命バイオ分析学科1年生のTさんでした。今回、工業英検の4級を合格したTさんですが、「本当に合格するとは思っていませんでした。次は3級を受けます」と語ってくれました。

(担任のぽてと先生とのツーショット)

徐々にステップアップし、そしていろいろな資格を取得して卒業時に立派な分析化学者になってもらいたいと思います。

byクロス
(8月13,14日(土・日)は、化学分析コースが休講ですので、ブログの更新はありません。)