技能検定実技試験 卒業生との再会

本日は、国家資格である化学分析技能士の技能検定の実技試験が本校で実施されました。技能検定は国が労働者の技能修得意欲を増進させるとともに、技能及び職業訓練の成果に対して社会一般の評価を高め、労働者の技能と地位の向上を図ることを目的として実施されています。

技能検定を受検するには、検定職種に関する実務経験が必要であり、通常は1級の場合は7年以上、2級の場合は2年以上が必要となりますが、本校の卒業生の場合は本校で教育を受けていた期間が実務経験とみなされるので、卒業した年の8月に2級の技能検定を受検することが可能となっています。

受検者の中には、昨日のブログで紹介されている化学分析コースの学生、今年の3月に本校を卒業したOBや卒業後5年近く経ってから受検をしに来たOBもおりました。

受検をしたOBに話を聞いたところ、「自分たちが実験をしていた場所で技能検定を受検することが出来たので不思議に緊張をすることがなかった。」、「学生時代を思い出して、落ち着いて受検をすることができた。」と言っておりました。

また、本校の姉妹校の環境学園専門学校(旧国際環境専門学校)を卒業して、現在、環境測定の仕事をしているOBも受検に来ていました。2年生の時の卒業研究担当教員のあずみ先生と学生時代の話で盛り上がっていました。

受検をした理由は自分の持っている技術がどれくらいのものなのか、技能検定を受検して判定をしたいためとのことでした。


by バッテン