自分の成長のために春休みを有効利用

クラスの枠を超えて

 今は春休みなので、授業や実験はお休み中です。お休み中ですが、多くの学生達が自主的に登校し、春休みを有効利用してスキルアップを目指していました。

 1年 生命バイオ分析学科Mさん(写真中央)と有機テクノロジー学科N(写真右)さんは、何やらノートをまとめていました。


 2人のノートを見せてもらうと、就職活動に向け準備をしているとのことで、自己分析を行い、自己PRなどをまとめていました。また、クラスの違う学生同士ですが、お互いに意見を出し合いながらノートの作成を進めていました。

 2人に話を聞いてみると、Nさんは、「自分を相手に伝えるのは難しいです。自分の考えだけでなく友人の意見も参考にして、自分自身を見つめなおし、どこまで成長できているのか、これから何をすべきか洗い出したいです。」と、Mさんは、「春休みを有効に利用して、どれだけの知識や技術を身に付けたのかを確認し、今の自分に足りない部分、これから更に身につけなければならないことを確認しています。1年の復習をして知識や技術の基礎固めをし、さらにスキルアップをしたいと思います。」と話してくれました。

 クラスを超えた学生同士ですが、協力し合いながら自分を高めているようでした。また、お互いの客観的な意見は、自分自身を見つめ直すために有効で、そこから自分を売り込むポイントが見えてきたようです。

目的意識を持って

 有機テクノロジー学科1年のSさん(写真左)は、面接対策の指導を受けてきたとのことで、感想を聞いてみました。

「指導を受け、自分に足りない点が分かりました。もっと自己分析をしなくてはならないと思いました。アドバイスを頂いたので、今後生かしていきたいです。また、同級生と比べて自分に足りないところもあるので、負けない様がんばりたいと思います。」と言っていました。

 Sさんは化粧品関係の仕事に就きたいとのことで、内定を勝ち取ろうという強い目的意識を持って行動していました。

 一歩一歩自分の成長を確認した上で、さらに今の自分に足りないところを成長させようとする姿勢を学生から感じました。

By Mac