年に2回の年中行事&卒業生が新聞連載!!

昨日は全国的に大変な春の嵐でしたが、一夜明けた大阪は、朝からとっても晴れていました。
気温も段々と暖かくなり、学校前の大川沿いに並ぶ桜も少しずつ芽吹き、
ほんの少しですが淡い桜色に染まっていました。
新入生の初登校日の4月11日(水)には鮮やかな桜色一色になるんだろうなぁと思いながら
出勤途中に天満橋の上から写真を一枚パチリ♪



◆年に2回の年中行事

さてさて、今日は昨年度後期に出された廃液を業者の方に回収していただく日。
本校では、実験の際に出る廃液を独自の廃液管理システムによって分別保管し、
半期に一度、業者に引きとっていただくことになっているのですが、
廃液タンクが屋上にあるもんですから、それを1Fまで下ろすのがなかなかの重労働。
年に2回、男性教員を中心にこうした作業をしています。

まずはせんぱい先生とドラ一郎先生によって、分別したタンク数のチェックと運搬の指示。


結構な重労働なはずなのに、めっさ笑顔でハイテンションなバッテン先生。


あずみ先生は両手で運搬。スゴイ!


そして、あおひげ先生は一つ持ち上げるのも・・・。

あおひげ先生曰く、「今回は前回よりも量が多かったので、結構大変でしたw」と苦笑い。
少しでも廃液を出さないようにと、私たちの指導に学生たちも協力してくれていますが、
廃液量増加は学生数が増えたことが主な原因ですので致し方ない部分もあります。
平成24年度はさらに学生が増えるので、今年の夏は昨年よりも、ちと大変かもですな。



◆卒業生が新聞連載!
話は打って変わって本校の卒業生のお話。
読売新聞の朝刊(地域版)の「会社 東西南北」というコーナーで3日間連続で紹介されているのは、
本校を1990年3月に卒業され、現在、湯浅醤油有限会社の社長さんであります新古敏朗さん。

私もお会いしたことがありますが、社長さんでありながら大変腰の低い方で、
今があるのは、本校で基礎的な知識と技術を身に付けることができたからと仰っておられました。
(写真は本校に来校された際に撮影した本校校長とのツーショット)

新古さんは、本校卒業後、しばらく醤油メーカーで修行を積まれ、その後会社を設立されました。
会社設立から1年後に「醤油を作るなら世界一のものを!」ということで、
すべて独学で「生一本黒豆」を完成されました。
通常の醤油と比較すると大変高価で、当時は多くの在庫を抱えることになったそうですが、
ご本人は、おいしさに関しては自信があり、いつか認めて頂ける日が来ると信じておられたそうです。
そうして、2005年にテレビで紹介されるようになってから、
国内は勿論、フランスの有名レストランの外国人シェフからも注文が来るようになり、
自信が確信に変わったようです。
現在は製造過程や醤油の歴史を未来を作る子供たちに伝える活動や
醤油に関するイベントも行っておられます。
興味のある方は、新古さんのブログ「世界一の醤油を作りたい」を
是非ご覧になってください。↓
http://ameblo.jp/yuasasyouyu/

こうした卒業生の活躍は、在校生はもちろん、
特にこの春入学してくる新入生にも大きな夢と希望の象徴になると思います。
是非大きな夢を持って入学されることを心待ちにしています♪

byすくろーす