将来の分析化学者が緊張気味に初登校!

今日は日本分析化学専門学校の新入生が初登校する日でした。

 新入生は、恐らく期待と不安と入り混じる中、ドッキドキで実家や1人暮らしの家を出て来たことと思います。その新入生を元気な挨拶で出迎えたのは、1年前は同じ新入生として、期待や不安を持って登校した今の2年生です。

 1階の玄関ホールでは、教室までの案内を、2階の教室前では座席までの誘導をそれぞれ担当して、手伝ってくれました。

 これまでにも、このブログで何度か紹介していますが、皆、自発的に手伝いたいと申し出てくれました。理由は、昨年も不安一杯で登校してきた自分達を、先輩方が優しく出迎えてくれ、とても安心できたからというものでした。そして、今年は逆の立場として安心させてあげたいと思ったようです。本当に数カ月前から、「出迎える係をさせて下さい!」と、私ぽてとも逆に困惑してしまうくらいでした(笑)。

 そして、集合時刻の13時になり、初めての点呼を行いました。

 最初は、生命バイオ分析学科と4年制の医療からだ高度分析学科の担任であるW先生(ペンネームは検討中です。)から行い、続いて資源分析化学科と有機テクノロジー学科の担任であるT先生(こちらもペンネーム検討中です。)から、それぞれ1人1人の顔を見ながら「これから2年、又は4年、一緒に頑張ろう!」という思いで、名前を読み上げておられました。それに応える新入生も、緊張しながら「はい!」と、1人1人が元気に返事をしていました。それを後ろで見ていた他の教員も、新たな1年がスタートしたことを実感した瞬間でした。昨年は、私ぽてとも1年生の担任として、同じように名前を読み上げ、その新入生の全員の顔を見て、しっかりとした分析化学者に育てるぞ!と、決意したことを思い出しました。

 続いて、担任の自己紹介からスタートし、今日と明日お手伝いしてくれる2年生の自己紹介も行われました。

 出迎えでは元気だった2年生も、さすがにこれだけの1年生を前にすると、少し緊張気味でした。それでもそれぞれの1年前の思いを含めて、これからの学生生活を一緒に楽しんでいこうという気持ちのこもった挨拶だったと思います。安心させたいという気持ちは、新入生にも必ず伝わっていたと思います。
 そして、その後は担任の先生からの連絡と白衣の採寸をして、今日は終了です。
 
 とにかく、めっちゃ緊張したに違いない新入生の皆さん。(←ここだけあえて関西弁です。悪しからず。)明日はオリエンテーションで学校周辺を散策したり、教科書を購入したりと、これまた盛り沢山です。まだまだ不安も多いと思いますが、我々教職員一同、これからの学生生活をしっかりとサポートしていくので安心して下さい。そして同じ気持ちで登校してきた経験を持つ在校生も、必ず皆の力になってくれます。

 それでは、明日も元気な姿を見せて下さいね。

Byぽてと