みんな実験が好きです!!

 昨日で定期試験も終わり、本日より授業、実験が再開しました。試験明けでしたが、学生達はみんな元気に登校しました。そんな一日の様子をご紹介します。

実験棟では

 わたくしMacは4年 医療からだ高度分析学科の卒業研究を担当しました。医療からだ高度分析学科は4年制で、医療や医薬品にかかわる仕事に就くことや大学院への進学などをそれぞれ目標にして、日々勉強や実験に取り組んでいます。先日卒業研究の中間発表があり、今日は中間発表後の後半の卒業研究です。中間発表会で聴講者から得た様々なアドバイスを参考にして、今後どのような実験をするか研究班員同士で話し合い、実験計画を立てて卒業研究を進めていました。


↑ 顕微鏡で微生物の確認中です。

↑ 機器分析の実験条件を検討しています。

4年生は実験にも慣れているので、てきぱきと実験を行っていました。4年生の実験を行う姿は、下級生にとって良いお手本になっています。

隣の実験室では

隣の実験室では、2年 生命バイオ分析学科、医療からだ高度分析学科の食品分析化学実験が行われていました。食品分析化学実験では、身の回りの食品成分を定量しながら、いろんな実験方法を用いて分析していきます。下の写真は、還元糖の定量アスコルビン酸定量です。前者では、市販のスポーツドリンクなどに含まれる糖類を実際に測定します。後者は、サプリやタブレットに含まれるビタミンCの含有量を測定します。


↑ 実験で使う試薬濃度の計算中です。

↑ 実験データをまとめています。

 どの学生も実験に没頭し、活き活きとしています。


↑ ぽてと先生から実験の操作方法を教わるIさん
 
 分からないことは、教員に質問し、納得してから実験を行い、技術を自分のものにしていきます。そんな学生達の姿は、とても頼もしいものに見えます。 定期試験明けでしたが、勉強疲れも感じさせず、楽しく実験を行う学生達がいっぱいの実験棟でした。

楽しいランチタイム

 昼休み講義棟をのぞいてみると、資料室前で1年有機テクノロジー学科のTさん、Mさん、Mさんがお弁当を食べていました。今日は定期試験明けで、ほっとした様子に見えます。


↑ 友達と楽しい昼休み
 
 彼女達は、食事をしながら友人同士でレポート作成について分からないところを教えあっていました。ちょうどMacが担当するクロマトグラフィーのレポートを作成中だったので、実験の感想を聞いてみました。3名とも医薬品関係の仕事に就くことを目指しているとのことで、「医薬品分析の現場で行われている実験が出来て良かったです。実験時は失敗してやり直したこともあったけど、その経験を生かしていきたいと思います。」、「これまで使ったことの無い実験機器を使えて良かったです。ひとつずつ使えるようになりたい。」、「定性分析実験も合わせて実験が楽しいです。」と言ってくれました。


ビジネス月間標語

 
 本校では毎月、ビジネス月間標語を掲げて1ヶ月間その標語を意識して学校生活を取り組むような指導を行っています。ビジネス月間標語は、校舎内に掲示しており、学生は常に標語を意識して学校生活を送っています。明日から始まる6月の月間標語は、「正確性月間」です。「正確性」は分析化学者にとって実験する上はもちろんですが、仕事をする上でとても大切なことです。月の最終日には、学生達は月間プレートを交換し、新しい月に備えます。実験棟では、1年生命バイオ分析学科 Mさんが明日からの6月に向けて月間標語を交換し、確認していました。


↑ 6月の月間標語は、「正確性月間」

 Mさんは、将来化学分析の仕事に就きたいとのことで、「実験が正確に出来るようになりたいです。ビジネス標語を目にすることで、標語通りに学校生活が過ごせているか意識していきたいです。」と語ってくれました。
分析化学者を目指して頑張る学生の熱気は強いものでした。夢を実現させて欲しいものです。

OB来校!!

 
 今日は27期卒業生のI君が来校されました。I君は先週訪問された24期OG、Iさんの弟さんです。I君は歴史ある石鹸会社に勤務されており、お仕事で扱っている商品を紹介しに来てくださいました。


↑ I君がお仕事で携わっている商品の写真です。

 担任のアビー先生をはじめスクロース先生やドラ一郎先生は懐かしそうに話をされていました。Iさん来校の様子は、近々ご紹介いたします。お楽しみに!!

By Mac