朝から1年生がとっても元気な訳・・・

今日の1時間目の授業は、4階の教室で生命バイオ分析学科2年生の授業をしましたが、
授業が終わり、1階の教務室に戻る途中に、教室移動をしている1年生にたくさん会いました。
本校ではお互い顔見知りでなくても、とにかくすれ違い人や出会った人には
挨拶をするという指導を普段行っていますので、いつものように、
「こんにちはー。」と挨拶をしました。

当然、「こんにちはー。」と学生も挨拶を返すのですが、
今日はみんながみんな、やたらに大きな声で挨拶してくるので、
「今日の1年生はえらい元気やなぁ・・・」なんて思いながら教務室に戻りました。

このことを1年生の担任の先生方にご報告すると、
「あ、そうでしたかw 
 実は、1時間目の『マナー講座』で、挨拶や笑顔の大切さをマナー指導の先生にご指導頂き、
 全員でその練習を行ったから、みんなお腹から声が出てたんでしょうw」
ということでした。

本校は、授業や実験も大切ですが、やはり社会人としての基本である「挨拶」を
入学当初から指導しています。
特に、分析化学という分野は、
「コミュニケーションをまったくとらなくても、一人でこつこつとやっていればいい仕事」
と思われがちで、そういうつもりで入学してくる学生も多いのが実情です。

しかし、たとえ分析化学者であっても、やっぱり社会人に変わりはありません。
こういう社会人にとっての基本中の基本も、本校では一つ一つ大切にしています。
その大切さを理解するからこそ、中学校や高校で挨拶を全くしなかった学生も、
本校に入学後は挨拶をきちんとするようになるのです。