研究結果を堂々と報告〜卒業研究発表会〜

医療からだ高度分析学科の4年生は、前期に行ってきた卒業研究の成果を発表しました。

 本校では、2年制の3学科(資源分析化学科、生命バイオ分析学科、有機テクノロジー
学科)に加え、4年制の医療からだ高度分析学科があります。この学科には、将来、
医療や医薬品に関わる仕事がしたいと考えている学生がおります。そして、平成21年
4月に開講した学科であるため、まだ卒業生はいませんが、その1期生が今の4年生です。

 この4月から4年生として卒業研究に取り組み、限られた時間の中でいろいろな苦労も
ありましたが、これまでの経験を生かし、積極的に実験を行ってきました。実験は、4月
から始めましたが、その前から実験計画を立てたり、使用する試薬の洗い出しを行ったり
していたため、実際はもう少し長い期間取り組んでいます。私、ぽてとは、偶然にも2班
の担当指導教員となり、一緒に目の前に出た実験結果に悩んだり喜んだりしてきました。
 今日は、その発表日であり、4年生も緊張していたとは思いますが、私も終わるまでは
同じドキドキを感じていました。

 発表が始まれば、4年生それぞれ堂々と自信を持って発表していました。質疑応答では、
調査不足で反省すべきところも出てきましたが、これも経験として良いものになったと
思います。4年生の卒業研究は、このまま後期も続きます。2班ともテーマの変更なく
進めていく予定のため、次の発表の機会には、更に1つでも良い結果を出し、聞いている
人にとって、より分かりやすく自分達の結果を伝えられるようにして、有終の美を飾って
もらいたいと思っています。

 最後に、4年生と私で集合写真を撮りました。(言うまでもなく、右端が私です。)皆、まだ緊張が残っている表情をしています。何はともあれ、4年生の皆さん、お疲れ様でした。
 今日、先生方や他の学生から頂いた質問を大切にして、また明日から後期に向けて実験計画を練り直しましょう。いや、その前に卒業論文の提出がありましたね。1つずつ確実に進めましょう!