「化学ふしぎ発見!」よくできました!

先日の分化祭(本校では、学園祭のことを、分析化学のお祭りという意味から“分”化祭
と呼んでいます。)の企画に、各クラスが化学に関する偉人を紹介する企画がありました。
名付けて、「化学ふしぎ発見!」です!
 化学に関する偉人を各クラスで1名選び、その偉人を来場者に説明します。説明の仕方は
自由で、そこに各クラスの工夫が凝らされます。そのプレゼンテーションを聞いた方は、
どのクラスの説明が分かりやすかったのか、投票をして頂きます。その得票数の1番多かっ
たところが、2年生の資源分析化学科と有機テクノロジー学科のクラスでした。
その時の様子は、こちら↓をご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20120714


↑この写真は、分化祭終了後、1位になったことを祝ってクラス全員で撮った集合写真です。

 そして、もう1枚は、当日プレゼンテーションをしている学生の姿です。↓

 このクラスが選んだ偉人は、本校の入り口にも像がありますが、日本で初めて理科学の
外国人教師となったクーンラート・ウォルテル・ハラタマ博士です。日本で初めて開かれ
た理化学を教える学校、「大阪舎密局(オオサカセイミキョク)」の初代校長でもありま
す。ここで学んだ学生には、高峰譲吉さん(タカジアスターゼ、アドレナリン発見)や
島津源蔵さん(島津製作所創立者)などがおられます。ちなみに、この学校は本校のある
天満橋から目と鼻の先にありました。 

 実はこの時の表彰式で、1位となったクラスの学生全員に、校長のかりめろ先生と
副校長のすくろーす先生から優勝の景品として目録が手渡されていました。具体的な品物
が気になっていた学生達でしたが、それは後日のお楽しみとなっていました。
 その景品が今日、前期期末試験が全て終了した後を見計らって、クラス全員に渡され
ました。担任のあおひげ先生からクラスの代表者2名に、賞状と景品が渡されていると
ころです。景品は、化学にちなんで、綺麗な周期表です。


 もらった学生に聞くと、「周期表がとても綺麗で、分かりやすいです。」
「これは、飾っときます。」と、話していました。このクラスの代表として、分化祭に
取り組んでいた有機テクノロジー学科のIくんも、「嬉しいです。周期表は大事にします。」
と、少しテンションを上げ気味で話してくれました。

 確かに、プレゼンテーションは分かりやすく要点がまとめられていたように思います。
学生は、今後この周期表を見るたびに、先日の分化祭のことを思い出すのでしょうね。
よく頑張った!
日々の学校生活でも、そのチームワークを生かして、より充実したものにして下さい。

By ぽてと