読み・書き・考え・伝える力! 言語力検定実施!!

化学分析コースの学生が実験に取り組んでいる頃、それとは別に本校では言語力検定が実施
されました。この検定は、国語の教科のみならず、本校でメインとなる化学やバイオ、他の
教科でも基本となる「言語力」の涵養を目的として実施されています。「言語力」を具体化
すると、読む力・書く力・考える力・伝える力であり、読解力に留まらず、情報収集および
情報解析力や、ひいてはコミュニケーション力も含みます。

本校では、文章作成の指導にも力を入れています。その1つとして、実験レポートの作成や
就職活動に必要とされる文章作成力を養うための「e−ラーニング」という学習システムを
取り入れています(詳しくはこちらをご覧下さい)。
携帯電話やPCを利用した学習システムですので、好きな時間に学習できることも特徴です。
e−ラーニングでの学習の結果、またはその途中経過として言語能力を測り、学生も自身の
言語力を客観的に知ることを目的として、本校では「言語力検定」の受験を勧めています。

今回受験した学生(生命バイオ分析学科1年生のYさん・Sさん)について、
せんぱい先生より、伺った話しを紹介します。

『この2名の学生は、分析化学を学び、働く上でも文章を読み書きすることは
重要であると考え受験したようです。e−ラーニングの学習効果もあって、
全てに解答することができたようですが、何よりも受験して楽しかったとの
ことでした。知らない言葉や、文章を知ることにワクワクするみたいです。
ここからは、私(せんぱい先生)の予想ですが、そのワクワクは彼女たちに
とって、普段の実験でも同じワクワクを感じているのだと思います。』

2名の学生から直接聞いた話しではないのですが、そのワクワクを持ち続けて欲しいですね。
それが継続すれば、近い将来大きな力になっていると思いますよ!!

by あずみ