実験の中にも、それぞれのゴール

実験棟では有機テクノロジー学科2年生が
機能性有機工学実験を行っていました。

発泡ポリマーを作製する実験では、
原料と添加剤の割合を変化させながら、
発泡の状態を観察していました。


発泡前の状態です。


うまく発泡すると写真のようにかなり大きくなります。

有機テクノロジー学科2年生のTくんに感想を聞くと
「混ぜる割合を自分で考えてできるので面白いです。
今はまだ、良い割合を探している最中ですが、
もの作りの楽しさを感じています。
実験の時間中に良い割合を見つけ出したいです。」
と話してくれました。

さらに、同学科のMくんにも話を聞くと
「いつもの実験は決められた条件で行うことが多いが、
今回は自分で考えて、条件を変えながら実験するところが
新鮮で楽しいです。
卒業研究も、こんな感じなのかなと思うと、今から楽しみです。
今回の実験で、もの作りも楽しいと感じたので、
就職活動の企業選びの幅を広げて考えていきたいです。」
と答えてくれました。


講義棟のコミュニケーションルームでは
生命バイオ分析学科1年生の学生が
基礎化学実験の試験に向けて、
習った実験操作で分からないところを
ぽてと先生に聞いていました。

ついにはホワイトボードを使って、説明が始まりました。

基礎化学実験は、その名の通り、
化学実験の操作法の基礎を修得する科目です。
それだけに、二人とも真剣です。


分化祭の成功、就職試験の合格、実験操作の修得と
それぞれのゴールは違いますが、
素晴らしい結果に結び付くように
応援しています。

by みなと