夢を目指す者、夢を叶えた者

国家資格の団体講習開始!

9月に入り、夏休みも終わりという学校も多いと思いますが、
本校はあと少し、夏休み期間があります。
とは言っても、少しずつ学生も動き出しており、
今日からは3つの資格の団体講習が始まりました。
3つの資格とは、
「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」、
有機溶剤作業主任者」、「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
の資格です。

いずれも労働環境の安全を守るために必要な資格です。
卒業生からは、「学生時代に取っておいて良かった」という声を聞く
資格でもあります。

また、この講習は、各都道府県でも頻繁に行われています。
しかし、受付が開始されるとすぐに定員に達するという、
とても人気のある資格です。
この資格を、毎年、主催団体のご配慮で、
本校の学生のためだけに受講日を設けて頂いています。
これは、例年多くの学生が受講を希望していることと、
受講態度も良いことが評価されているためです。

本日は、まず「有機溶剤作業主任者」の講習です。
この資格は、働く人が有機溶剤によって汚染されないように
指揮・監督するためのものです。

会場に集まった約100名の学生の大半が、
私みなとが担任をする1年生なので、久しぶりに会う学生も多くいました。
相変わらず元気な様子を見てホッとしつつ、話を聞いて回ると、
「思いっきり遊んで、楽しかったです。」
「今しかないと思って、運転免許を取りに行っています。」
「1年後の編入学試験に向けて勉強を始めたので、忙しかったです。」など
それぞれなりに夏休みを有意義に過ごしていたことを
話してくれました。
また、講習に向けた意気込みを聞くと
机の上のテキストの厚みに、ちょっとビビった学生もいましたが、
「今年の夏の成果として、この資格は絶対に取りたいです。」など、
受講するからには、しっかり取ろうと、やる気十分でした。

最初にバッテン先生から、受講に当たっての諸注意がありました。

続いて、1限目の法令の講義が始まりました。
みんな真剣に聞いています。

夕方、1日目の講習の終わった学生に話を聞くと、
夏休み明けで、1日みっちりと講義を受けたので、
「久しぶりの授業で疲れました。」と言う学生や、
「アクア先生の『安全衛生』の授業で習ったことが出てきたので、
分かりやすかったです。」といった感想もあり、
一生懸命受講してきた様子が伺えました。

明日以降も続きますが、将来の分析化学者として、
しっかりと資格を取って下さいね。

自己分析で自分を知ろう

就職に向けて、資格取得も大切ですが、
自らのアピールポイントを知ることも大切です。
そこで、1年生は夏休みの課題として
自己分析を行っています。

夕方、団体講習の終わった学生たちが
提出していた課題を返却してもらうために、
学校に来ていました。


ぽてと先生からアドバイスをもらっています。

「具体的なエピソードを交えて、もう少し深く掘り下げてみよう」など
どのように改善していけば良いか、丁寧な指導を行います。
特に、学生にとっては、これまでの経験の中に、
自分では気が付かなかったアピールポイントがあることが分かって、
大いに得る物があったようです。

就職を決めるという夢を目指して
資格取得や自己分析など
着実に進めていきましょう。

努力を実らせて内定獲得

生命バイオ分析学科2年のOさんが
内定の報告に来てくれました。
食品企業への就職を目指していたOさんは、
念願叶って、業務用調味料の製造・販売を行っている会社に
内定しました。


担任のましおか先生と一緒に喜びのピースサインです。

就職活動を振り返って、感想を聞くと
「すんなりと決まったわけではないのですが、
ダメだった時は縁がなかったのだと考えて、
気持ちを切り替えるように心掛けていたことと、
遊ぶ時は思いっきり遊ぶなど、
メリハリをつけるようにしていたことで、
就職に対するモチベーションを下げずに、
取り組むことができました。
また、困った時には、気軽に先生にも相談して、
アドバイスをもらえたことも良かったです。
行きたいと思っていたところに決まったので
本当にうれしいです。」
と満面の笑みで話してくれました。

担任のましおか先生も
「クラスの中でも、早くから就職に対する意識が高く、
資格取得などを計画的に進めており、
ダメだった時も、原因は何か、解決のためには何を
しなければならないかを、常に考えて、
しっかりと自己分析を行い頑張っていたので、
希望していた食品分野の企業に決まって
本当に良かったです。」
と喜んでいました。

Oさん、本当によかったね。
おめでとう!
残り半年の学生生活も
有意義に過ごして下さいね。

by みなと