準備は大事

合格の喜び

夏休みも残すところ、あと2日です。
夏休みで学生の姿がまばらの学校に、有機テクノロジー学科1年のHくんが
7月27日に行われた工業英検の結果を受け取りに来ました。

本来ならば担任のあおひげ先生から渡すところですが、
ちょうど席をはずしておられたので、
私みなとが代わりに「おめでとう」と言いながら合格証を渡すと
「え!?本当ですか?」と一瞬びっくりした表情をした後、
とてもうれしそうでした。


カメラを前に何故か緊張気味ですが、合格証を手に喜びの一枚です。

驚いた理由を聞くと、
今回、少し背伸びをして3級を受験したので、
元々、自信がなかったうえに、
一緒に受験した友達が落ちていたため、
「自分も落ちていると思って受け取りに来たので、
合格と聞いてびっくりしました」と、答えてくれました。
「試験に向けた勉強は、特に、過去問をしっかり取り組んだことが
良かったと思います。」
と話してくれました。

本人は自信がなかったと言っていましたが、
やはり準備をしっかり行ったことが
うれしい結果となって実を結んだのだと思います。

さらに、3級に合格したことによって
「次は、2級合格を目指して、頑張りたいです!」と、
抱負も語ってくれました。

2級合格の笑顔も楽しみにしていますので、
次回もしっかり準備してくださいね。

就職試験の報告

先週、就職採用試験の面接の対策のため、
何度かはねうま先生に質問に来ていた
生命バイオ分析学科2年のKさんが
試験の報告に来ていました。


試験の感想などを報告中です。

面接試験の手ごたえを聞いたところ、
「しっかり準備ができたので、
安心して面接に臨めました。
今までで一番、手ごたえがあります。」
と笑顔で答えてくれました。

試験と同時に、研究所の見学会もあったそうで
「採用されたら、自分が働くことになる職場を見せてもらって、
より一層、この会社に行きたいと思いました。」
と話してくれました。

しっかり準備をしたことが、
心にゆとりを持たせたのですね。
このゆとりが、合格につながると信じて、
みなとも一緒に、合格を祈っています。

それぞれの準備

夏休み期間中ですが、
就職や進学に向けて、または後期の授業・実験に向けて、
学生・教員それぞれの準備が着々と進行中です。

1年生は就職活動に向けた準備として、
「自分を知ること」と「企業を知ること」を
目指した夏期休暇課題に取り組んでいます。
その中で、疑問に思うことや、悩むこともあります。
そんな時に、教員に気軽に質問できる距離の近さが
本校の特徴です。


生命バイオ分析学科1年の学生が担任のぽてと先生に、
「自分がやりたいと思う仕事を行っている企業を
どうやって探したらよいのか」など、質問をしていました。

また、私が担任をしている資源分析化学科1年のSくんは、
大学への編入学を考えていますが、
本校で学ぶ中で、興味の幅が広がってきているようで
「どうやって、進学する分野を絞ったらよいか」や
編入学に向けて、どんな準備が必要か」などの質問を
しに来ました。

学生が将来に向けた準備をしている中、
私たち教員も、後期に向けて授業や実験の準備に余念がありません。
今日は、はねうま先生が学生実験の予備実験を行っていました。

どのように説明したら、分かりやすいのか、
しっかり技術を伝えられるのかを考え、
説明の仕方や実験操作を見直しながら、
1つ1つ手順を確認していました。

もうすぐ後期が始まります。
それぞれの準備が実を結んで
笑顔あふれる学校にしていきたいですね。

by みなと