説明できれば一人前。身についてきた実践力!

毎週、土曜日・日曜日に社会人やフリーター、Wスクールの大学生などを対象に分析化学の知識と技術を
修得するために開講されている化学分析コースが今日も実施されています。今日も全国各地から学生達が
学生達が元気に登校してきました。昨日で前期期末試験も終了したせいか、朝一番に出会った学生からは
「昨日はたっぷり寝ました!」と、元気さアピール付きのスタートでした。

今週の土曜日・日曜日は両学年とも午後からは実験でした。年間授業時間数の約1/3が実験の時間に
割り当てられている化学分析コースでは、このように2日間実験に集中して取り組むことができます。
特に卒業研究に取り組んでいる2年生は2日連続で実験できる日には、多くの実験に取り組み、次の行程に
向けて飛躍するチャンスです。

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私の担当するグループもM先生が担当するグループも、実験操作に慣れて来たこともあり、グループ内で
手分けして、サンプルの分解や抽出、機器分析などや様々な実験を平行して行えるようになってきました。

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また実験装置も、文献に載っていたものから徐々に工夫が加えられて、進歩しているようです。

そんな中で、私の担当グループのK君とM先生のグループのS君が、ちょっとした待ち時間になにやら
話しをしていました。どうやら隣のテーブルで行っているお互いの実験内容が気になったようです。

7月末に実験が始まったころにも、学資達はお互いの実験に興味を持ち、「そっちは何やってるの?」と
聞いていることがありましたが、その頃は「オレンジから精油を抽出してるんですよ」程度であまり細かな
内容は説明できていないようでしたが、今日の会話を聞いているとお互いに結構詳細なことまで説明して
います。実験の目的やプロセス、そして今日進展した内容など、ちょっとした中間報告の様子です。

横で聞いていた私も、これだけ説明できるようになっていれば、K君もS君も卒業研究の内容は十分理解
しているなぁ、と感じることができました。

ゴールはまだまだ先ですが、最後までこのペースで頑張っていきましょうね。

by ドラ一郎


明日は祝日で学校はお休みです。次回のブログの更新は9/24になります。お楽しみに。