学生達の成長を感じた日

こんにちは!ましおかです。
お盆休み真只中ですが、コミュニケーションルームには、何人かの学生が来ていました。

在校生達

2年生命バイオ分析学科のY君が、黙々と何かを調べていました。

話を聞くと、卒業研究の下調べだそうです。彼は先日も下調べに来ていました。
本校では、2年、4年の集大成として卒業研究を行います。
2年制のコースは後期から開始で(4年生コースは前期から)、
学生が数人ずつのグループに分かれて、それぞれのテーマをもとに研究に取り組んでいきます。
Y君は、
「実験方法で気になることがあって、調べに来ました。
僕達のテーマは『DNAの新たな定量方法の検討』で、
何年も継続して行っているテーマです。
学校に来ると過去の卒業論文も見ることが出来ますし、
とにかく化学やバイオの専門書が多くて、
僕にとってはとても調べやすいです。」
と、とても嬉しいコメントをくれました。
Y君、がんばれ。

こちらでは、私の担任する2年資源分析化学科のK君とS君が、
就職の面接試験で話すお互いのエピソードを確認し合っていました。
「企業もお盆休みで試験がないので、この期間に確認しようと思い、学校に来ました。」
人に話すことでそのように伝わるのかを確認し、その内容や話し方の対策を練っていくのだそうです。

しっかりしたコメントをくれた彼らがすごく成長しているように見え、
私ましおかはとても嬉しくなりました。

1階の教務室の前でも2年生命バイオ分析学科Sさんが、
担任のぽてと先生に就職活動に関する相談をしていました。
ぽてと先生のアドバイスに時折笑顔を浮かべながら、何度も頷いていました。
Sさんは
「一人で考えすぎるより、こうやって学校へ来て先生にアドバイスを貰うことで、
気付くことがいっぱいありますし、
何より話をすることでまた頑張ろうというエネルギーを貰えます。」

夏期休暇中ではありますが、仲間や教員と共に頑張っていることも
きっとよい「夏の思い出」になるでしょう。
暑い中全力で走っている学生たちをサポートするように我々教員も走っていきます!

卒業生達

1日も終わりに近づいた頃、卒業生が遊びに来てくれました。
この春に卒業したO君とM君です。
今日は、環境委員会と卒業研究班のメンバーを中心に、同期会をするということです。
「みんなに声を掛け、とりあえず学校を集合ということにしました。
何人来るかは、はっきりと分かりません。」となんともワイルドな方法ですww

この二人はそれぞれ、材料を分析する企業と水質を分析する企業に勤めています。
特にM君は、昨年度、課外活動で道頓堀川の水質調査などを行う環境委員会の中心メンバーであり、
アマモという海草を用いた水質改善に関するテーマで卒業研究を行ったので、
「学校で行ったことが本当にそのまま仕事になりました。とても楽しいです!」
と言っていました。

環境委員会でも卒業研究でもお世話になったせんぱい先生と久々の再会で、
二人ともとっても嬉しそうです。


そんな話をしている間にも、二人には続々と連絡が入り、
何人か集まってきましたので、改めてパチリ。まだまだ何人か来るそうです。

卒業して、まだ半年近くしか経っていないのに、
話をしているとその内容もさることながら、
一つ一つの仕草や立ち振る舞いまで、
こんなにも成長するんだと実感させられました。
本当にうれしかったです。


彼らから貰った勇気を胸に、これからも学生を精一杯応援していきます。

by ましおか