学校をうまく活用しよう!&後輩のために・・・

学校をうまく活用しよう!

本校では、普段の授業・実験以外に、頑張る学生を応援する様々なサポート体制があります。
特に、お昼休みに開催されている「お昼休み質問コーナー」や放課後に開催される「特別基礎質問講座」では、
専任講師がその時間に常駐していて、「何が分からないかも分からない・・・」といった状態の学生でも、
カウンセリングのような形でマンツーマンで分からないことを見出すことから始めていきます。
そして、これまでに多くの学生の質問や相談事を解決してきました。時間外ですがもちろん無料の制度です!

残念ながらこうした機会は、夏休みにはなくなってしまいますが、
逆に言うと、特別にこうした機会がなくても、夏休み期間も専任講師は出勤しておりますので、
時間制限もなく、毎日が「質問コーナー」、「特別基礎質問講座」であるとも言えます。
学校に来れば、勉強していて分からないことがあればすぐに質問できる先生がいるのです。
さらには、学校は冷房も完備しているので、特に一人暮らしの学生にとっては、家の電気代節約にもなる
といういいことづくし。先生たちも長期休み中の学生の登校は大歓迎!

さて、今日もその「いつでも質問講座(←勝手に名前を付けてしまいましたが・・・)」を利用しようと、
生命バイオ分析学科のI君が『甲種危険物取扱者』の試験勉強のために登校してきました。

彼は、前期の「質問コーナー」も「特別基礎質問講座」も常連さんで、
学校のサポート体制をうまく活用しています。
しかしなぜ彼はこんなに熱心なのでしょうか?
実は、そこには理由があるのです。

「僕は高校卒業後、介護の勉強をするために大学進学し、一旦休学して介護の仕事に就いていました。
 しかし、食品業界に少しずつ興味が湧き、進路変更を考え、本校に入学したという経緯があり、
 少し遠回りしている分、高校を卒業してすぐに入学してきた学生よりも自分に付加価値を付けて、
 希望するところへ就職したいので、頑張っているんです。」

本校には、彼のように、既に高校を卒業し、別の道に進みながらも、自分のやりたいことが見つかり、
意を決して入学してくる学生も実は多くいます。
これを読んでおられる同じ境遇の方も、自分が本当にやりたいことを本校で実現してみませんか?

ちなみに彼は、妹の友人に本校を紹介してもらったそうですが、
「入学してみて、この学校なら確かに紹介したくなるような学校だと思いました。」と言ってくれました。
とても嬉しい言葉ですし、彼の希望を必ず叶えてあげたい!という気持ちになりました。



後輩のために・・・

I君のような学生が他にもいないかな〜と思い、資料室を覗くと、
生命バイオ分析学科2年生の仲良し3人組を発見!

何をしているの?と聞くと、
「環境委員会主催で行っている「道頓堀川水質調査」のための準備です!」とのこと。

※上の写真は環境委員会が作成した道頓堀川水質調査活動を様子を示したポスターです。

道頓堀川水質調査は、学生で組織されています環境委員会が年4回(春夏秋冬)行っているもので、
生命バイオ分析学科2年生のHさんは、水質調査の中でも「BOD」という川の汚れを示す指標を分析するリーダーなのですが、
夏の調査活動が明後日、そしてその準備が明日行われるために、操作方法を分かりやすくまとめて
明日後輩たちに説明できるようにしたいということで、自主的にオリジナル手順書を作成していました。


「私は、1年生の時からこの水質調査活動に参加しているんですが、
 1年生の時に、先輩から教えてもらった操作方法で理解しにくいところがあったので、
 後輩には、こうやってイラストなんかも入れて、出来るだけわかりやすい状態で指導して、
 私たちが卒業しても、しっかりと後輩に引き継いでもらえるような地盤作りをしたいのです。」

単に、水質調査に参加しているというだけではなく、それを絶やさず、しかも精度を守りつつ受け継いでいかないといけない
という強い使命感と責任感が彼女を動かしたようです。
彼女の思いを受け、後輩の多くがきちんと操作方法を理解した上で、調査活動に取り組んでくれることを願います!

byすくろーす