夢に向けて前進する学生と、夢を叶えた学生

国家資格団体講習 〜特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者〜

9月4日(木)に、バッテン先生のブログで紹介しましたが、
国家資格を取得するための団体講習が先週から行われています。
その時の様子は以下のURLより、ご覧いただけます。
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20140904

今日は、2つ目の国家資格である、
「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」の
団体講習が行われました。


この団体講習は、一般の場合、
様々な方が受けられ、その中に交じって
受講しなければいけません。
しかし、本校では100名を定員に、
本校の学生だけを対象に講習を開いていただきます。
この写真は、講習開始前の様子で、
100名全員が揃った状態です。


講習開始前に、1年 生命バイオ分析学科のSさん(写真右)に
国家資格取得の意気込みを語ってもらいました。

「入学前から、この国家資格を取得することを
目標の一つにしていたので、受講するのが楽しみです。
学校のカリキュラムともリンクするところが
あるので、化学の知識を深めるためにも今日はしっかりと
講義を聴き、必ず試験に合格して、将来就く仕事に
生かしたいと思っています。」
と入学時から今に至った気持ちを話してくれました。

就職内定で叶った夢


写真は、2年 生命バイオ分析学科のA君とぽてと先生です。

A君は、中学時代から遺伝子や生物などに
深く興味を持っており、高校時代には
臨床検査に関する仕事に就くことを
目標にしていました。
そして、本校を卒業すれば、
臨床検査に関する仕事にも就くことができることを知り、
入学を決めました。

工業高校を卒業して本校へ入学したため、
化学や実験のカリキュラムが全く無く、
入学当初は不安もあったようでした。

「入学前は、授業や実験についていけるか
不安でしたが、授業では先生が丁寧に教えてくれ、
解らない所の質問に対して納得のいくまで
答えてくれました。実験では
ガラス器具の取り扱い方法など、基本操作を
一から丁寧に教えてくれたので、入学前の
不安は一瞬にして無くなり、
楽しい学校生活を送ることができました。
血液や尿、遺伝子などの検査は、人の命に
関わることなので、責任を持って仕事に臨み
社会に貢献し、活躍したいです。」
と語ってくれました。

中学時代からの夢が叶って何よりでした。
来年の4月からはいよいよ社会人です。

2年間で身に着けた分析化学の知識と
技術を生かし、
全力で頑張ってほしいと思いました。

by せんぱい