みるみると実験のレベルがアップ
本校の学生は実験を中心に分析化学を学んでいます。
1年生の実験では、分析化学者になるための基礎を学び、
2年生では、それぞれの学科ごとの専門分野の実験を行っています。
自分でまとめた実験ノートを手にして
実験棟3階では、生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の
1年生が定性分析実験をしていました。
学生たちは、『実験ノート』を手にして班員と実験方法を確認しながら
実験をしていました。
実験中はテキストを見ることなく、自分が書いた実験ノートを参考に
しながら実験を行います。
実験ノートとは、その日に実験する内容を前もって予習し、
実験当日までにまとめられたノートです。
実験のポイントや注意点、実験結果を書くためのスペースを空け、
あとで見直しても分かりやすいように工夫されています。
学生たちは、次のようなコメントを話してくれました。
「実験ノートを作るのは大変だけど、あらかじめ実験方法や
実験の注意点をしっかり理解するには大切なものです。
作成に苦労した分、実験方法をが身についていると感じます。
実験も楽しいです!」
とのことでした。
実験担当の先生によると、
実験ノートの作成レベルは確実に上がっているのとのことでした。
また、学生たちは実験に集中し、しっかり技術を習得しようとする学生の熱意を
感じるとのことでした。
これからも将来の分析化学者を目指し、
一歩ずつ着実に技術や知識を増やして欲しいものです。
機器を使いこなして実験をする2年生
5階の実験室では、
生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の2年生が
『食品化粧品分析化学実験』を行っていました。
食品化粧品分析化学実験では、身近な食品に含まれる栄養成分や
化粧品の成分の量を求める定量の実験を行っています。
定量の実験は、実験ごとにいろいろな分析機器を使って行いますが、
みんなテキパキと機器を使いこなしています。
2年生は本校に入学して、1年ちょっとですが、
分析機器の扱いも含め、しっかりと分析をできるようになっています。
学生は実験を通して技術を磨き、成長しているようです。
みんな、その調子で頑張って、素晴らしい分析化学者になって欲しいです。
By Mac