学生、教員ともに達成感の日(卒業論文提出日)。

今日は月曜日から金曜日までの平日に登校する2年制、4年制の学生が半年間行った卒業研究の論文を
提出する日でした。
昨日の時点で、卒業論文を提出した班もありましたが、多くの班は今日の提出でした。

卒業論文提出日のため、学生達は朝からパソコンに向かって論文の修正を行っていました。




卒業論文は卒業研究をした学生達が書きますが、卒業研究を指導した我々教員も結果に至った科学的根拠や
文章の表現などを添削します。
学生達は卒業研究までに日々の実験でレポートを作成していますが、
1日で終わる実験と半年間かけた研究では結果のボリュームが異なります。

レポートであれば、枚数は5ページくらいで終わりますが、
卒業論文の場合は70ページを超える卒業研究班もあります。

一人で70ページを超える論文を書くのは大変な作業ですが、卒業研究の場合は班で研究を行うため、
論文も役割分担して作成します。
今までは、論文のページ数ばかり説明しましたが、ページ数よりも大切なのはその内容です。

学生達だけではなく、我々教員も論文の記載事項に間違えはないか、読んだ人が分かりやすい内容になっているかを
一行一行丁寧に確認しました。

その時の教員の気持ちは、「学生にとって卒業研究、論文の作成が本校での思い出になるように!」、
「学生が卒業後に進む企業や大学で論文を見せることがあっても学生が恥ずかしくないように!」という思いです。

卒業研究担当教員の卒業論文の確認が終了した後には、学生達が事務室に卒業論文を提出します。
その際にも、規定通りに作成しているかを確認されます。



↑提出した卒業論文を確認されている時の学生達です。
自分達で確認しきれなかった箇所がないかを心配そうに見ています。

確認が終了すれば、卒業論文は受理されます。
学生だけではなく、教員も肩の荷が下りる瞬間です。

卒業論文完成後の学生達と指導担当教員の様子です。

学生、教員それぞれが達成感を味わった表情になっています。

今日は卒業論文が提出でき、卒業までのカウントダウンに入った学生を紹介しました。
今週土曜日は、卒業研究発表会です。
発表会まで、残り2日、次は分かりやすい発表の仕方の練習です。

by バッテン