実務に必要な知識を無理なく学ぶ

週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、化学分析の知識・技術が修得でき、平日の学科と同様に
2年間で卒業できる(卒業と同時に取得可能な国家資格も全員が取得できる)化学分析コース。
このコースは定員20名の少数精鋭で、技術職への転職や再就職、現職におけるスキルアップや、
国家資格の取得、事業の拡大等を目的とした社会人や大学生が、全国各地から通学しています。

今日、私あずみは一年生の授業「安全衛生2」を担当しました。
前期の授業「安全衛生1」と比較して、その内容は化学分析
実務を進めていく上で、より実践的な内容に移行しています。
今日の内容は、原子吸光光度計や、ガスクロマトグラフなどの
分析機器にも使用する、高圧ガスの取り扱いがテーマでした。

高圧ガスは、ボンベの内側に深海1500メートル程の高い圧力が
かかっていますが、分析機器で使用する際はその条件に応じて
圧力を低く調整して機器に導入します。下の写真は、ボンベの
ガスを一定の圧力に調整する「レギュレーター(減圧調整器)」
という器具を手に取って、使用方法を確認している様子です。

[,w190] [,w330]

このH君は平日、新潟の大学で学ぶWスクール生で、週末のみ
化学分析コースで学んでいますが、今日の授業について、次の
ように話をしていました。

『後期の授業が始まり、その内容は実務に必要とされる内容と
なっています。レギュレーターの取り扱いもそうですが、回す
バルブの方向等はテキストの図で理解するだけでなく、実際に
触ってみたことで自然と使い方が身に付きます。実験において
スムーズに取り扱えるようにしたいと思います。』

本校の授業は理論だけではなく、分析化学の実務を進める上で
必要な知識を実験と同時並行で無理なく学んでいきます。一つ
ひとつ確実に理解し、分析化学のプロフェッショナルへと成長
してほしいと思います。来週も頑張りましょう‼︎

by あずみ