少しでも役立つのであれば〜献血ボランティアデー〜

みんなの善意です!!

こんにちは!ましおかです。

皆さんは献血をしたことがありますか?

一般的に献血をしようと思った場合、献血バスや献血ルームを利用しますよね?

しかし本校では、年に2回、学生と教職員に献血ボランティアを募り、
校内で一斉に献血を行っています。

本日は、その「献血ボランティアデー」です。
6月に実施した時と同じように、今回も講義棟の7Fに器材やベッドが運び込まれて、
献血ルームができあがりました。

午前中は2年生以上の学生がぞくぞくと入ってきました。
まずは献血できる状態かどうかメディカルチェックを受けます。
健康状態であるというのは、大前提になりますが、風邪薬などの薬を服用していたり、
インフルエンザなどの予防接種を24時間以内に受けていたりすると献血できないのです。

こちらは献血前に、手先指先の痺れをチェックするポーズです。
本校でこの風景は、もはや定番になりつつありますが、これを30秒間行います。

すべてのチェックが終了すると、隣の部屋に準備した献血ルームでいよいよ献血です!


2年生以上は、何度も協力してくれているので、慣れたものです。

ぽてと先生と生命バイオ分析学科2年のK君が笑顔で献血www

参加した2年生に話を聞いてみると、
「身近なボランティアなので、1年生の時からずっとやっています。卒業しても参加し続けたいです。」
「自分の血液が、誰かの役に立つというのが、嬉しいです。」
「注射は苦手ですが(笑)、気持ちさえあれば、誰でもできるボランティアなので参加しています。」
と言ってくれました。

午後からは1年生が参加していました。
6月に参加した1年生は、2回目となるので、
笑顔がたくさん見られました。


資源分析化学科のM君、S君、そしてミジンコ先生。

「血液が不足しているということを聞いて、
何か自分達も社会貢献したいと思って、献血をしました。
少しの痛みは感じますが、良いことをした気分で、
気持ちが晴れます。
なかなか個人で献血にいけないので、友人と一緒に行けてよかったです。」

他にも、
「ちょっとしたことでも、誰かの役に立てて良かったです」
「入学前は献血するってことも考えたことなかったけど、
今では自分にできることなら、やってみたいと思えた」
「みんなで献血するのも楽しい!」
と、とにかく積極的に参加するんだという学生や、
「初めてで、最初はドキドキしたけど、看護師さんも
横にいてくれて安心して献血できました。次からも献血します!」
と、もう次回の参加表明をした学生もいました。

今回は、学生数の3分の1近くの約100名の学生が参加申込みをしていました。
ですが、ここ数日の寒波で、残念ながら体調を崩してしまって、
学校を欠席してしまった学生も目立ちました。
また、受付後のメディカルチェックで、血が薄い、
前回から基準の日にちが空いていないなどの理由で
献血できなかった学生もいました。

最終的に、今回協力できたのは100名を切る結果となってしまいましたが、
献血に参加しよう。」と、思ってくれた気持ちにとても感謝します。


赤十字血液センターの方によると、
特に大阪府は全国的に見ても、血液が足りないため、
駅や繁華街などの街頭で行うことがあるということですが、
20名に届かないこともあるそうです。
本校の学生数の3分の1近くが参加しようとしてくれた、
まずその気持ちが嬉しいと言って下さいました。

「地域での献血や企業での献血も、なかなか人が集まりません。
特に12月から2月の寒い時期は、0名になることもあります。
そんな血液の確保が難しい時期に、これだけの方が参加してくれることに感謝です。」

最後に夕方の時点で、「本日出張献血をしたなかでは、トップでした。」
と言っていただけました。。。

ふだんあまり「ボランティア」を意識していない学生も、
こうやって仲間と楽しく参加出来ることは
とても素晴らしいことですよね。
外はとっても寒いですが、なんだか心がとても温まる日でした。

by ましおか